先生!派遣とパートどちらの求人応募しようか迷っているんですが、どちらがいいでしょうか?
派遣もパートもそれぞれメリットがあるので、2つの違いを知ることが重要ですね。
今回は派遣とパートの違いについてご説明します。
一番の特徴は雇用形態の違い
派遣とパートの違いとして最もよく挙げられることは雇用形態の違いですね。
派遣の場合は、派遣会社に雇われて派遣先で仕事を行います。
対してパートは、仕事を行う会社で直接雇用されます。
例え勤務先や仕事内容は同じであっても契約元が違うので、待遇などの面で差が出てきます。
なるほど、同じ会社で同じ仕事をしていても、お給料などが異なるということでしょうか。
はい、その通りですね。
派遣とアルバイトの大きな違いの1つ目はお給料の違いと、2つ目は働ける期間の違い、ですね。
パートより派遣のほうが時給が高い場合が多い
お給料はパートと派遣どちらも時給での計算になりますが、時給は数百円異なってくる場合もあります。
たとえば事務のアルバイトやパートの募集では時給1,200円程度だとしても、
派遣では時給1,500円で募集が掛かっていたりします。
ただし派遣先の企業も高いお金を出して派遣さんを雇うことになるので、スキルの高さも求められてきますね。
派遣の方には『即戦力』を期待している企業も多く、ある程度の実力は求められます。
ただし未経験歓迎の派遣求人も多く存在したり、スキルに自信がある方向けの時給3,000円以上の求人もあったりと、募集の幅も広いです。
派遣は基本3年以上は同じ職場で働けない
派遣のほうが時給が高いなら、ぜひ派遣で働きたいですね!
ただ派遣にもデメリットがあります。
たとえば、派遣だと同じ職場での仕事は3年以上は続けられません。
派遣の『3年ルール』
皆さんも耳にしたことがあるかもしれません。
派遣は基本、同じ職場で3年以上働くことは出来ないのです。
そもそも派遣は契約期間が定められており
『3ヵ月毎に契約更新』
『半年ごとに契約更新』
などと数ヵ月毎に契約を更新してお仕事を続けていきますが、それでも最大3年までしか同じ職場で働けないということです。
ただしパートも求人次第では契約期間が「数ヵ月~半年」などと決められていたり、企業の業績悪化などが理由で辞めざるを得なくなる場合もあります。
正社員ので方も『会社が倒産して仕事が無くなった』って言う人もチラホラいますもんね…。
そうですね。
『契約期間が定められていない = 今後一生その職場で働ける』という保証ではないので注意です。
また契約期間が決まっている派遣やパートの方でも、仕事ぶりを評価されれば『正社員になってみませんか?』というお誘いをいただけるかもしれません。
ただし正社員化へのお誘いは絶対ではないので、最初からアテにせず『もし声を掛けてもらえたらラッキー!』程度の気持ちでいましょう。
まとめ
・派遣の場合は派遣会社に雇われ、パートの場合は企業に直接雇われる
・派遣はパートに比べて時給が高め
・パートには契約期間の定め無しの求人もあり
派遣とバイトの違いは他にも
・派遣は何かあった場合に契約元の派遣会社へ相談できる
(パートだと企業と直接相談・交渉出来るので、それがメリットであるという考えもあり)
・パートは時短勤務の求人が多く働く時間を調整しやすい
(ただし派遣でも時短勤務の求人があり、なおかつ時給も高いので集中的に稼げる)
など細かい違いもいくつかあります。
なるほど!色々と違いはありそうですが、でもやっぱり一番気になるのはお給料の違いですかねぇ…。
派遣はパートより比較的お給料が高いので、それが理由で派遣を選ぶ方が多くいますね。
もしも求人探しに悩んでしまったら
『自分の時間を多く取りたいから絶対にパートのお仕事を探す!』
『たくさんお金が欲しいから絶対に派遣のお仕事を探す!』
と決めつけずに、他の雇用形態の求人にも目を通してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら偶然にも自分にピッタリの求人が見つかるかもしれません。