派遣と正社員どっちがオススメ？●●の人は派遣がオススメです

派遣と正社員の仕事、どっちに応募しようか迷ってます…。

ではどういう方が派遣のお仕事に向いているのか、正社員のお仕事に向いているのかをご説明しましょう。

『派遣と正社員どっちの仕事を選べば良いのか』
とお悩みの方へ、それぞれの特徴をご説明します。

派遣が向いている方

以下のような特徴の方は派遣をオススメします。

・嫌な仕事はしたくない方
・さまざまな仕事を体験したい方
・スキルに応じて仕事を変えていきたい方
・働く時間を調整してプライベートな時間を増やしたい方

嫌な仕事はしたくない方

正社員の場合、やりたくない仕事（お客様の接待や細かい書類作業など）を指示されても会社の社員である以上は従うしかありません。
ただし派遣の場合、契約内容以外の仕事を指示するのは違反となります。
もし契約内容で定められていないことを指示されたら派遣会社に相談して、派遣会社の営業担当に対応していただくことが可能です。

派遣先の企業もルールは理解しているので、契約内容に含まれない業務は派遣ではなく自社社員に指示することを徹底している会社がほとんどです。

さまざまな仕事を体験したい方

派遣は正社員に比べて求人応募の際の採用フローが簡素であったり、求人倍率（応募する人数）が比較的低いなど、仕事を変えやすいのが特徴です。

興味を持ったお仕事には気軽に応募して、実際に仕事を始めて『自分には合わなそう』と思ったら初回契約の1ヵ月で辞める方も多くいます。

スキルに応じて仕事を変えていきたい方

まずはA企業で働いて、ある程度の経験を積んでスキルアップ！
その次は学んだスキルを活かして、時給が高いB企業で働いてお給料アップ！
という様に、自分のスキルを高めながら仕事を選んでいくことが可能です。

正社員の場合は何年も同じお仕事を続けるような会社もあり、いざ転職するとなった際に身に付けているスキルが少なく苦労するものです。
派遣は仕事を変えやすいのが特徴なので『違う会社でさらにスキルアップしていきたい』と感じたら気軽にステップアップしていけるのが特徴です。

働く時間を調整してプライベートな時間を増やしたい方

正社員の場合は基本的にフルタイム勤務（1日8時間）となります。
派遣の場合は『1日4時間勤務』『週に3日勤務』など、勤務時間や日数は選択肢の幅が多くあります。

『生活していけるだけの最低限のお給料を貰って、あとは趣味の時間に費やしている』
という方も多くいますね。

正社員が向いている方

今度は正社員に向いている方の特徴をご紹介しましょう。

・安定した雇用を望む方
・年功序列で無難に昇給しつつ収入を得たい方
・責任ある仕事や役職を望む方

安定した雇用を望む方

派遣にはいわゆる『3年ルール』があり、同じ職場では最長3年までしか働けないのが特徴。
しかし正社員の多くは定年（60～65歳）まで働き続けることが可能です。

とくに問題がなければ定年まで働き続けられる企業が多くあります。
稀な例外として『会社の業績が悪くなり退職せざるをえなくなった』などの事態もありえます。
それでも会社はなるべく自社社員を守ろうとするので、先に仕事を辞めざるをえなくなるのは派遣社員となります。

年功序列で無難に昇給しつつ収入を得たい方

派遣の場合は契約内容の『時給』でお給料を貰い、時給が上がる可能性はかなり低いです。
しかし正社員の場合は会社に勤めれば勤めるほど昇給していくような『年功序列』の会社が多くあります。

少し言葉は悪いですが『成果を出していなくても務める期間が長いから多くのお給料を貰える』という会社もあります。
逆にネガティブな面を見ると『バリバリ仕事をしているのに仕事をしていない人よりお給料が貰えない…』と嘆く人もときどき見ますね。

責任ある仕事や役職を望む方

無難に仕事を続けていくのが良いという方も多くいる反面、責任感を持ってやりがいのある仕事をしたいという方も多くいます。

派遣の場合は一時的に雇われている形なので、責任感のある仕事を任されることは比較的少なくなります。
逆に正社員の場合は、会社側も自社社員をスキルアップさせていこうとするため、新しい事業や難しい仕事なども積極的に指示されます。
責任感を持った仕事を行い、達成感を味わうことを求める方は正社員のほうが向いているかもしれません。